みなさんこんにちは。
本日は、本の紹介です。
こちら!
みなさんは、ディズニーは大好きですか。僕は大好きです。
中でもピクサーの映画は大好きです。
トイストーリーはもちろん、モンスターズ・インク、モンスターズ、カーズ、インクレディブル。。。
日本で開催されていた、ピクサー展にも行きました。
その時買った、画集は今でもお気に入りです。
さてさて、そんなピクサーの会社経営の面から取り上げている話です。
アニメ映画で使用されている技術面から取り上げている書籍はあると思いますが、ピクサーの元財務責任者の方が書かれている本なので、読み応えはありました。
そんな感想を書いていきたいと思います。よかったら最後まで読んでくださいね。
- ピクサーの成り立ちを知っている人はいますか?
- ディズニーとの奴隷のような契約が足かせに。
- なにかを生み出すには、自分たちの行いを信じること
- エンタメ業界についても知れるこの本
- ロレンス・レビーの人生
- まとめ
ピクサーの成り立ちを知っている人はいますか?
ピクサーって会社知ってる?って聞くと、
ディズニー!って言ってくる人はたくさんいると思います。
じゃあピクサーを立ち上げた社長は?って聞くと、答えられる人は少ないと思います。
A.スティーブ・ジョブズ
あのAppleの創設者の一人である、スティーブ・ジョブスがジョーズ・ルーカス保有している会社の一部門のコンピュターアニメーション部門を買い取ったことから始まりました。
スティーブ・ジョブスは、ハイエンドの画像処理コンピューターを開発しており、その技術を見てもらうためにアニメーションを位置づけていました。
つまり、スティーブ・ジョブスは、ソフトウェア会社を買ったつもりでいたのですが、なかなかうまくいかず、このピクサーのハードウェア部門をそうそうに閉鎖してしまいました。
しかも、資金繰りは悪化しており、ジョブスのポケットマネーで資金繰りを助けているような状態で、ほぼ死んでいるような会社でした。
ただ、ジョブスもAppleから追い出されて、なんとかもう一旗上げたくもがいていました。
その旗揚げのためピクサーをIPOをしたいと思っていました。
そこに招集されたのがこの本の作者のローレンス・レビーでした。
ディズニーとの奴隷のような契約が足かせに。
ピクサーは世界初のコンピューターアニメーションでアニメを作り上げようとしていました。
しかし、当初は誰もトイ・ストーリーが爆発的にヒットするなんて思っていなかった。
しかも、ディズニーと結んだ奴隷のような契約も足かせになっていました。
大ヒットをしたとしてもほとんどがディズニーに収益を持っていかれてしまう契約でかつ映画を3本最新作(続編はノーカウント)しないと、ディズニー以外の会社と仕事はできない契約になっていました。
その当時のピクサーの映画1本を作成するには、4年かかっていました。
トイ・ストーリーはほとんど出来上がっていましたが、IPOを目指したときには、残り2本をつくらないといけないかったです。この奴隷契約が終了するまでには、8年くらいは要するということでした。
そんな収益構造もIPOをする上では評判も悪く、否定的な意見も多く、ジョブズが望んだモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスに幹事断られてしまいます。
この二社の投資銀行のどちらかが幹事になって貰えれば、市場の注目度が高くなるはずだったのですが、その目論見もあえなく撃沈。
しかし、ロレンスが諦めず、知り合いのつてを使って新たな投資銀行に幹事になってもらいました。
ここから、IPOに持っていくのですが、実際にそのストーリーは書籍を見てほしいですが、感動しました。
トイ・ストーリーがそんなに大ヒットするはずがないと思われていたなかで、
トイ・ストーリーは1億ドルを超えて、最終的には2億ドル弱までいきました。
(当時では興行収入1億ドルを超えた作品はディズニー作品しかないみたいです)
なにかを生み出すには、自分たちの行いを信じること
こうゆう革新的なことを起こす会社のストーリーはやはり自分たちの行いを信じることから始まってます。
当時の業界の制作スタイルは、制作側から経営陣に上がってきた企画に対して、制作を決定するというスタイルが主流でした。
つまり、予算なども検討した上で、ビジネスになるかを判断していました(ディズニーがそうだったみたいです)
一方、特にピクサーが大事にしていることは、映画を制作する者の心を大事にすること。
ピクサーは当時映画の制作決定をジョン・ラセターを筆頭とした制作チームに託すことにしていました。
とにかく、ジョン・ラセターの作る作品は最高でした。
当時のジョブズもディズニーに対して、「連中にはジョン・ラセターはいないよな?」というくらい最高の人材でした。
エンタメ業界では主流だった経営陣主導で作品を作るのではなく、制作サイドの意向を最大限に活かしてあげる方法をとったのもピクサーの成功のカギと書かれていました。
エンタメ業界についても知れるこの本
映画にとって、何が一番儲かるのか。
それは、「ライブラリーの充実」とこの本には書かれています。
なぜ、売れない作品もある中で多くの作品を生み出していくのかについては、映画館での公開が終わったあとでも、ライブラリーに残ることで、作品としての収益は生み続けていくと書かれています。
日本のアニメ業界とかもそうですよね(浅い知識で申し訳ないです)
アニメの放送の視聴率を高くしてスポンサー料を高く取ろうというよりは、その後のDVDの販売やグッズ販売で儲けるケースって多いと聞きます。
この話を聞いてふと思いついたのは、ジブリ作品。
幼少期から見てますからね、、、、、死ぬほど儲かってんなジブリ。
ロレンス・レビーの人生
ロレンスは、ピクサーに来る前は、シリコンバレーの会社の重役。
その人が、つぶれそうな会社のピクサーにくるんですよね。
そうゆう人たちの決め手は、
大体「情熱とか、熱意に惹かれた」的なこと書いてありますよね。
あとは、仕事が楽しいとも書いてありますね。
僕もそうなれるように、がんばりたいですね。
まとめ
最後に、ロレンスのメンターから伝えられたことばで締めます。
「駒がどう配置されているのか、それを変える術はない。大事なのは、次の一手をどうう指すか、だ」
自分の状況を変えるのは、自分次第ってことですね。
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