会計大好き、公認会計士のブログ

世の中に会計好きを増やしたい一心です。

「学力」の経済学をさらっと読んだら、自分の人生を思い返した。

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みなさんこんにちは。

 

暑さに負けてます。

 

本日は、最近読んだ本の紹介になります。 

 

 

 『「学力」の経済学』

 

という本を読みました。

その本を読んだときに、自分の人生を振り返ってしまいました。

要所を書きつつ、自分の人生のターニングポイントを振り返ってみたいと思います。

よかったら、最後まで読んでくださいね゚( •̀ㅁ•́;)

 

 

 

 

勉強は本当にそんなに大切なのか?

僕の本の読み方は、目次を見て、気になった箇所を読むスタイルなのですべての文章は読んでいません(๑´•.̫ • `๑)

 

自分の考えに刺さった箇所をお伝えしてきますので、偏った解説である点をご了承ください。

(全部読みたい!って人は、自分で買ってください。笑)

 

この本で面白いなという点は、

 

学力の経済学と言っているので、学ぶことに対する価値を将来の所得に換算して説明している箇所が多くある点です。

特に、子供への教育機会にお金を出すことを、『投資』として説明し、

子供が何歳のときに教育費を多くかけることで将来のリターンが多く得られるかなどを説明している点が面白いなと思っています。

 

また、勉強ができる=年収が高い?

という点も踏み込んでいます。

 

つまり、高学歴ほどお金を稼いで、社会で活躍できる可能性があるのかというものをデータをもとに解説しています。

 

この本は、今小さいお子さんがいらっしゃる方に特におすすめです。

 

教育費は子供がいつの時点でかけるで将来の収益が最大化されるのか

子供が将来稼ぐ所得を最大化させるための教育費は、いつの時点でかけるのが効果的なのか。

 

小学生時代?中学生時代?高校時代?大学時代?

 

この本にも書いてありますが、就職するタイミング近ければ近いほどに教育費をかけた法が、いい就職先も見つかるはずなので、いい就職先に内定がでれば稼ぎも最大化されると思われている人が多いみたいです。

 

ただ、この本で書かれているのは、

小学校に入学する前の就学前教育(幼児教育)にお金をかける

ことが、収益が最大化する、つまり将来的に稼ぐ人になると書かれています。

 

このときの投資は、単なる塾などの学力を向上させるための支出などだけではなく、しつけなどの人格形成、体力、健康などへの支出も含まれます。

 

皆さんも聞いたことあるかと思いますが、三つ子の魂百までという言葉あるように、幼少期に形成された人格や考え方は死ぬまでのベースになると言われています。

 

この、本で書かれている重要な要素として、非認知能力が高い人が社会にでて活躍できると書かれています。

この非認知能力が高めることが重要なのですが、その非認知能力を高める最適な期間が幼児教育であると述べています。

 

非認知能力とはなんぞや

非認知能力の対になる言葉が、認知能力で一般的な学力的なイメージだと思います。

勉強ができるということが、認知能力が高いということだと思います。

 

ただ、こうゆう話聞いたことありますよね?

 

「高学歴だけど、仕事はできないよね~」

 

この本で書いてあるのは、そうゆう場合は、非認知能力が圧倒的に不足しているからだと述べています。

 

非認知能力とは次のような能力のことです。

自己認識

→自分に対する自信、やり抜く力

意欲

→やる気、意欲的

忍耐力

→忍耐強い、粘り強い、根気強い

自制心

→意志力が強い、精神力が強い、自制心がある

メタ認知ストラテジー

→理解度を把握する、自分の状況を把握する

社会的適性

→リーダーシップ、社会性

回復力と対処能力

→立ち直る、うまく対応する。

創造性

→創造性に富む、工夫する

性格的な特性

→神経質、外交的、好奇心が強い、協調性がある、誠実

 

出典:「学力」の経済学 図18 非認知能力とは何か

 

働き始めて思うことは、効率的にやることも重要ですが、

それよりも粘り強くやりきることが本当に重要だと思います。

 

働き初めて、すぐに効率的にやろうとしても経験、知識ともに不足しているので、効率的=仕事をしないなどのろくな解決法は立案できないと思います。

抜本的な解決法の立案は、粘り強く様々な仕事をやりきってこないとできないと僕は思います。

 

この本では、学校での部活動の重要性やクラス環境の重要性も書かれています。

そのことについて詳細には書きませんが、代わりに自分の人生を思い返してみたいと思います。

 

 

 

 

自分の人生で非認知能力は鍛えられたのか?

結論を書くと、そこそこ鍛えられたのではないかと思ってます。

自分の人生で経験しておいてよかったなと思う点を書いていきたいと思います。

 

小学校から高校まで運動部だったこと

ぼくは、幸いにも小さいころから集団競技のスポーツをやっていました。

そこで学んだことは、チームプレイの重要性諦めない力です。

 

正直、僕運動神経はあまりよくない方でした。

 

でも、レギュラーで絶対試合にでたい!って思ったたので、学校終わって家に帰ってきて家の周りを一人で走ったりしてました。

別にプロスポーツ選手になりたいわけではなかったですが、

もともと運動神経は良くないので、

誰かが遊んでいるとき、休んでいるときに、少しでも努力して追いつくことを理解していたのかもしれません。

 

また、部活動でできた仲間は、今でも時々遊んだりしますけど、クラスの友達よりもより深い関係になります。

そこで、人間関係を学ぶ土壌が出来たと思ってます。

部活は結構自分のなかでは、大きな経験だと思ってます。

 

大学で出会った友達が人生を変えたと思う

僕は、間違いなく環境で人は変わると思っている人間です。

高校までは勉強らしい勉強をしてこなかったので、高校も進学校ではありませんでした。

ですので、

 

勉強をすること=調子乗ってるやつ

 

って認識だったと思います。

どうせ、そんな勉強しても行きたい大学なんて受からないよと言われてました。

結果はそのとおり、浪人しましたけど(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)笑

 

ただ、浪人した結果、自分の行きたい大学に行けましたが、

そこで出会ったクラスメイトが素晴らしいやつらばかりでしたね。

 

進学校からくる人たちがたくさんいて、刺激がたっぷりありました。

この本には、あまりにも自分よりも能力がかけなれた天才たちに囲まれると逆にやる気を失って駄目になるとも書いてありましたが、自分も若干駄目になりかけました。笑

 

もちろん、大学生らしい遊びばっかり繰り返している人たちもいましたが、しっかりと将来を考えた行動をしている人たちもたくさんいました。

 

なにより、勉強しないほうがやばいよ?っていう空気感が普通であることが心地よかったですし、今の自分を形成しています。

 

高校が進学校の人は、高校時代からこの空気感で生活していたのかと思うと、そりゃ優秀な人が多いんだなと思いました。

 

まとめ

最後の方は、ダラダラと書いてしまいましたが、

今までの人生を振り返ると、塾に行って勉強したことが今の自分を形成しているわけではなく、友達と遊んだこと、部活動に励んだことのほうが自分の生き方に大きな影響を与えているんだなと思います。

会計士試験は、部活で鍛えた忍耐力によるほぼ粘り勝ちです。地頭は本当に良くないので(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

あと、親にも感謝ですね。

不思議ですが、親にこれをやりたい!って言って、

「自分で考えたことでやりたいならそれをやりなさい。ただし、最後までやりきりなさい」って言ってくれました。

思い返せば、やっちゃだめって言われたことってあんまり無いですね。

ありがとう我が両親。

 

そんな感じで本日は以上です。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

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