会計大好き、公認会計士のブログ

世の中に会計好きを増やしたい一心です。

経理のニューノーマルを考える

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本日は、経理関連ニューノーマルを考えて行きたいと思います。

このブログでは、会計関連で働かれている方の働き方を変えたいという思いから、自分が感じたことなどをご紹介しております。

 

 

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旬刊経理情報7/10号の「ニューノーマルの経理を考える」を読んで感化されました。

そこで、自分の思っている経理のニューノーマルについて書いていきたいと思います。

 

よかったら、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

経理のニューノーマル

経理のニューノーマルとは何か。

 

おそらく、毎日会社に出勤をして、いろんな紙にハンコを押して、紙で伝票を起票して、それを会計システムに入力をする。月末になれば、請求書の支払業務、翌月月初には月次を占める作業を行う。

 

繰り返しの業務を毎日まじめにこなすのが、経理のイメージだったと思います。

 

このレシートは経費では落ちません!!!!

 

と、叫んでいるようなドラマも制作されているほどです。

 

経理の仕事の評価は、「まじめさ」かつ「定形業務が性格にできる」ことが評価されてきたと旬刊経理情報には書かれていました。

 

しかし、コロナの流行も止まらず、今後もリモートワークは続くと思われます。

 

リモートワークが定着すると、会社に出社することは少なくなり、経営者も大きく借りていた事務所の必要性も無いと判断し、最低限のオフィスを借りる動きになると思います。

 

経理で考えれば、

自宅での仕事が普通となり、仕訳の入力は自宅から行うことが一般的になるでしょう。

会議もGoogleMeetなどを利用してテレビ会議が一般的になるでしょう。

稟議書も電子化され、電子上のワークフロー上で承認がされていくでしょう。

 

この流れは僕としては非常に歓迎すべき流れだとおもっています。

ただし、クリアしなければならない課題があると思っています。

 

 

 

経理の人事制度を見直す必要があるといえる

営業部であれば、成果物は契約件数、契約金額など定量的な評価ができると思います。

 

しかし、

経理関連の仕事に関しては、今までは勤勉な態度だったり、丁寧な仕事だったりを定性的に評価するのが一般的だったと思います。

また、残業をしてまで頑張っている人を評価したりするのが美徳と感じている上司が多いのも経理部だったりします。

 

つまり、

まじめ=勤務時間の長さ

と考える人が多く、仕事を早く終える人は、暇なのかな?サボっているのか?と思っている人たちも少なくありません。

(僕の上司はそうゆう人が多かったです)

 

そして、テレワークが導入されるとこの勤勉さを確認することができなくなり、混乱した管理職の方々も多いかと思います。

 

テレワークの導入当初は、

「どうやってサボっていないかを確認したらいいだ?」

「あいつは、今何をしているんだ?仕事をしているのか?」

 

など、とんでもない心配ごとがネット記事にあふれていたのを見て、落胆しました。

こと経理に関しては、成果物主義ではなく、姿勢や勤務時間で評価されていることが多いのです。

 

 

 

経理部の評価でやるべきこと

①タスク管理の徹底

②残業時間による評価

③成果物のチェック

④業務改善提案件数

 

働き方が変わるということは人事評価も変えるべきです。

経理部は定形業務に溢れています。

したがって、業務の内容をリスト化しやすく、それを個人のタスクとして割り振りがしやすくなります。

タスクを各人の能力に応じて割り振ることで平等にできると思います。

 

ここまでがまず事前準備です。

 

経理部では、残業時間がゼロである人を高く評価すべきであると言えます。

 

テレワークで仕事の姿勢などはみることが出来ません。

正直、テレワーク中にテレビを見ていたり昼寝をしているかも知れません。

 

でも、残業時間ゼロですべてのタスクをこなしていたら、その人は評価されるべきではないでしょうか?

つまり、やることやったらとやかく言わないということです。

ある種営業マンみたいな感じですよね。

 

そして、会計入力を性格に行うなどの正確性などのチェックを実施すれば、その人を評価することが出来ます。

それ以外には経理の業務改善などの提案を積極的に行ってくれる人材や、資格勉強して新しい資格を取得する人材を評価することが重要だと思います。

 

 

 

経理はだれでもできるが理想

経理は属人化しやすいのが特徴です。

したがって、長くいる人が評価されやすいのも現状です。

 

「あの人しかわからないから、あの人はすごいんだ!」

 

こんな感じで、属人化することで評価が上がっていくんです。

 

しかし、近年の経理部では、属人化を避けるために会計のシェアードサービスを利用して会計処理を外だししている企業も多くあります。

 

ただ、僕の究極の理想は、

経理は誰でもできる」というのものです。

もちろん、基礎的な知識は自己学習で行っていることが前提です。

(簿記の知識など)

 

業務のマニュアル化、エクセルなどの作成すべき資料のフォーマット化、データ管理のフォーマット化(どのフォルダにどの資料をどうやって格納するか)するなど、誰がやっても同じような作業になるという仕組みを作ることが必須だと思います。

 

僕が以前紹介した本で、こんな本があります。

 

 

これは、クラウド会計を利用しかつクラウドワーカーと一緒に会計事務所を立ち上げた人の本です。

基本会社に出社するのは、この事務所長のみ。あとの作業は、クラウドワーカーの人にやってもらうというものです。

これは、会計事務所の話ですが、経理部でもどうようの取り組みは間違いなくできると思っています。

 

誰でもできる仕組みを作れば、新人教育のコストも低くなります。

 

まとめると僕が考える経理のニューノーマルは、以下になります。

 

①人事評価は、残業時間がゼロの人が評価されるべき。

②誰でもできる経理環境を作り上げる

 

まとめ 

仕事はやることだけやってれば、サボったって良い。

それが僕の持論です\(^o^)/

ただ、サボるためには、日々努力して様々な知識を習得する必要があるので、サボれる日がいつ来るのか、、、、というところですけどね。(笑)

 

変化に対応って大変ですけど、僕は楽しいです。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

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