会計大好き、公認会計士のブログ

世の中に会計好きを増やしたい一心です。

令和2年の税理士試験の受験者数(簿記論、財務諸表論)と学ぶことについて

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皆さんこんにちは!fishmanです。

 

本日は、来月実施される税理士試験について触れていこうと思います。

よかったら、最後まで読んで下さい!

 

 

 

 

税理士試験の受験者数の推移(簿記論、財務諸表論)

fishman0306.hatenablog.com

 

税理士試験自体は、年々受験者数が減少しています。

また、今回ご紹介するのは、税理士試験の受験申込者数です。

つまり、受験者数ではないです。(上記リンク先で紹介している数は、実際の受験者数です)

 

過去の推移を見ると、受験申込者数から実際に受験者数へは大体2,000人から3,000人減っています。

したがって、今回は例年よりも更に減るのではないでしょうか。

 

 

令和2年度の受験申込者数

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出典:国税庁ホームページより

 

受験者申込者だけみると、簿記論、財務諸表論だけみると同じくらいかと思います。ただし、このコロナが流行り始めた時期ですので、実際に受験される方はかなり減少するのではないかと思います。

合格者にどのような影響を及ぼすのかはわかりませんが、収益認識に関する会計基準も来年度から適用されますので、今回が従来の基準でのラストの試験になるのではないでしょうか。

fishman0306.hatenablog.com

 

 

税理士自体が減っていないという事実

fishman0306.hatenablog.com

 僕がブログを始めた頃に書いた記事ですが、武田先生にリツートして頂いて結構PV数が伸びました。

 

税理士は、受験者数が減っていても税理士の登録者数は減らないという不思議があります。

 

なぜか?

 

税理士には、国税専門官の方が、23年~28年税務署に勤務した人が税理士試験の全科目を免除される制度があります。

 

したがって、国税専門官の方が一定数いる限り、税理士の登録人数は減らないのです。

その結果、税理士の構成比率として60代が一番多いんです。

 

 

顧問税理士の役割が以前とは変わってきているような気がする

まず、顧問料は明らかに下がってきていると思います。

以前は電子申告制度がなかったため、申告書の作成等が一般の人、企業には難しかったため、顧問をつけることは必須だったかと思います。

現在は、システムも進化し、電子申告制度も馴染み、国税庁が無料で申告書を作成できるシステムも公開しています。

 

fishman0306.hatenablog.com

また、税務の悩みについても、Googleで検索すれば大体の情報は出てきます。

 

したがって、税務顧問料単体で運営することは難しく、相続税に特化したり、記帳代行などを組み合わせるなどしないと難しくなってきています。

 

ただし、クラウド会計の進出により、記帳代行の仕事の単価も徐々に下がっていくと思います。

 

そうゆう意味で、会計士もそうですが、独立して士業の業務で付加価値を出すということは、以前と同様のやり方では難しくなっていると思います。

(以前は殿様商売とか言われて時代もあるかと思いますが、いるだけで価値はないです)

 

士業の人気が下がっているのも、難易度の割にコストパフォーマンスが低いと思っている人がいるのだと思います。

 

 

勉強して得た知識の価値は下がらない

僕が最近感じていることです。

fishman0306.hatenablog.com

 

じゃあ、税理士試験の勉強、簿記の勉強、会計士の勉強したら無駄なんですか?ということになると思います。

 

どうせ、AIの発達で経理の仕事とか、事務仕事なくなるんでしょーとか言っている人いると思うんですよ、だから勉強することは意味がないって結論を言われる方は多いと思います。

 

じゃあ、勉強してから言って下さい(笑)と僕は言うと思います。

 

僕が好きな動画があります。


スティーブ・ジョブス 伝説の卒業式スピーチ(日本語字幕)

 

あの、アップルの創業者のスティーブ・ジョブスの有名なスピーチです。

このスピーチは、15分くらいですが、学びが多いスピーチです。

自己啓発本呼んでる暇があったら、この動画みたほうがよっぽど生き方の参考になります。

 

このスピーチの中で好きなフレーズがあります。

それは、「点をつなげること

 

ジョブスはこのスピーチでは、大学時代にこっそり参加して熱中したタイポグラフィの授業が後のMACKINTOSHのきれいなフォントの開発につながったと言っています。

大学時代は、そんな役に立つとおもっていなかったのに。

 

これは、税理士試験などの試験勉強にも通じるかと思います。

知識は使い方によっては、いくらでも活かせます。

知識の価値は下がらないと思います。

試験勉強で得た簿記会計の知識は必ず役に立ちます。

 

簿記会計は、経済活動で必須で使う知識のはずなのに、日本人全員は知らないのです。

誰か、知らないだけでそこに価値があるんだと思います。

 

年齢を重ねるにつれて、勉強の大切さに日々気が付いてます。

 

 

まとめ

気がついたら、全然税理士試験とは関係ない話している!!

何が言いたかったというと、

 

①:受験者数が減っているからと言って税理士の価値が下がっているわけではないということ。

②:でも、従来の税理士像では、今後の市場環境では難しいということ

③:将来は何が役にたつかわからないから、今勉強しようぜ。知識の価値は下がらないと思う

 

うまくまとまった?( ー`дー´)キリッ笑

 

今年税理士試験を受ける人はがんばってくださいね!!!

僕は全力で応援しています\(^o^)/

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

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