会計大好き、公認会計士のブログ

世の中に会計好きを増やしたい一心です。

コロナ関連倒産が増えている件に

f:id:fishman0306:20200601215546p:plain

皆さん、こんにちは!fishmanです。

今回は、コロナ関連倒産について書いていきたいと思います。

 

日本では、3月上旬頃からコロナが流行り初めて約3ヶ月が経過しました。

そして、緊急事態宣言で完全に日本経済はストップしました。

それに伴い、事業運営が厳しくなった会社が次々と倒産していく事態になっています。

 

その現状について、帝国データバンク等のデータを元に書いていこうと思います。

よかったら最後まで読んでみてくださいね。

 

 

 

 

コロナ関連の破綻件数

f:id:fishman0306:20200601215941p:plain

東京商工リサーチ及び帝国データバンクの情報ですと、かなり深刻な状況と言えます。

2020年5月29日までのコロナ関連の倒産件数は、192件となっています。

 

商工リサーチで全体の倒産件数として紹介されているのは、2020年4月までですが、2019年4月と比較しても98件倒産会社数が増えています。

(2019年4月:645件 2020年4月:743件)

 

やはり、コロナの影響で資金繰りが悪化したことが一番の要因と言えます。

業種別で見ても、人の流れが著しく減少したことによるホテル・旅館が倒産数が増加している事態となっています。

 

なお、資金繰りが悪化するってどうゆうこと?って思っている人たくさんいると思うんですよね。

例外はあるかもしれませんが、会社のキャッシュの流れについて解説してみたいと思います。

 

 

 

キャッシュ・コンバージョン・サイクル

f:id:fishman0306:20200601220839p:plain

キャッシュ・コンバージョン・サイクルって難しいことが使ってますけど、支払代金を払ってから売上代金が入金されるまでの期間を指します。

上記の図で会社の一般的な流れとしては、売上代金の入金よりも仕入代金の支払にくるケースが多いと思います。

 

流れとしては、

 

仕入代金支払⇒物が売れる⇒売上代金回収

 

したがって、会社は最初に仕入代金を支払うために運転資金と呼ばれる資金を2~3ヶ月分くらいは最低でも保有しているかと思います。

自転車操業と呼ばれるような会社は、運転資金がゼロで売上代金を次の仕入代金に当ててしまっている状態です。売上代金が入ってこないと仕入金額が払えなくなるパターンです。

 

 

この赤のところが資金繰りが厳しくなる期間というのは、

 

運転資金ー仕入代金=残金

 

の状態で、この残金から代金を支払必要があるからです(人件費、家賃など)

したがって、売上回収期間が長くなればなるほど資金繰りが悪化していくのです。

 

飲食店のように、現金ですぐに受け取れる場合には、開店当初だけみれば仕入代金の支払いよりも前に売上代金を回収できるのでキャッシュとしては苦しくなりませんが、最近ではクレジット決済などが主流になり始めており、飲食店のような現金を扱う店舗でも入金が売り上げた翌月のケースなども少なくありません。

 

この例外に前受ビジネスがあります。

Amazonなどは、マーケットプレイスの売上を消費者から一旦Amazonに支払いをしてもらい、翌月にマーケットプレイスの運営者に振り込みを行っています。

・・・・常にキャッシュがあるんです。

支払よりも先にキャッシュが入金される仕組みになっているんです。

Amazonの強さの源泉です。

 

コロナで、よりキャッシュ・フローを重視した経営というのが、強さを発揮してくるのではないでしょうか。

運転資金の追加借入は負のスパイラルへの入口

f:id:fishman0306:20200601221836p:plain

現在、コロナにより会社の資金繰りが悪化してる企業に対して融資がたくさんなされていると思います。

一時的に会社はの運転資金が補充され、倒産が回避されよしこれから!と思われます。

 

しかし、ここからが茨の道なのです。

図の用に、コストはかわりませんが、その分借入金の返済が加わります。

これに図では、売上代金の金額を少し下げています。したがって、売上高の減少+借入金の返済が加わることで、一気にキャッシュ・フローが悪化します。

 

借入金の返済を行うためには、余剰資金を稼がなければなりません

その方法は、売上代金を増やすかかコストを下げるしかありません。

 

このコロナの第二派が警戒されている中で、多くの人が旅行に行くでしょうか。

つまり、売上の市場規模事態が間違いなく縮小することが考えられますので、売上高をコロナ以前よりも増やすことは短期間では相当難しいと思います。

 

会社の運転資金を追加で借りる場合には、本当に留意が必要です。

返済原資となる余剰資金をコロナ前よりも稼げる状態にあるのか?を考えないで融資を受けるとあとで返せなくあり、倒産になってしまいます。

僕も運転資金を一時的なしのぎとして追加借入を行い、その後資金繰りに困っている会社をたくさん見てきました。

 

コロナ関連倒産はここからが山場です。

コロナが発生して約3ヶ月くらいなので、手元の運転資金でなんとかなっていた企業も苦しくなり始め、融資を考える企業が増えてくると思います。

そこで、返済できるかを考えたときに無理かもしれないと考え、事業を畳むという選択肢を選ぶ企業も増えてくるのではないかと思います。

 

じゃあ、売上アップが見込めないなら、コストを下げようという発想もありますが、これもやり方を間違えるとリスクがあると思われます。

 

 

 

コストダウンの限界説

f:id:fishman0306:20200601223509p:plain

 

コストダウンは、やりすぎると事業の質の低下を招きます。

飲食店での例をあげると図のことが想定されると思います。

コストダウンの成功例は、売上規模が一定のままコストが減少し、利益率が改善することだと言えます。

しかし、コストダウンを過剰にしすぎたことにより、顧客の満足度がさがったり、以前の規模で商売ができなくなったりすることで、売上減少につながるケースもあると言えます。

つまり、コストダウンには限界があるのです。。。。

 

僕らに何ができるのだろうか。

f:id:fishman0306:20200601223821p:plain

結論は、皆さんが想像している通りだと思います。

僕も、なにか手は無いかといろいろ調べては見ましたが、

家の中から経済を回すことかなと思います。

 

おもしろいなと思ったのが、

TASTE LOCAL というサイトですかね。

https://taste-local.net/

 

このサイトでは、地方の宿泊施設が料理したものを買えたりします。

ホテル・旅館=宿泊すること

という概念を覆していますよね。

 

家からでも、ホテルや旅館の味が味わえるなら是非試してみたいですね。

 

まとめ

あまり、個人的には悲観的なニュースについては書きたくないです。

はやくコロナが収まって、芸能人の不倫問題とかのくだらなーいニュースが増えるといいな。笑

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

はてなブロガーの方は読者登録とスター評価お願いします!

Twitterご利用の方は、フォローといいね!お願いします!