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【ふるさと納税】サラリーマンができる節税方法

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みなさん!こんにちは!fishmanです。

本日は、ふるさと納税について解説していきたいと思います。

 

よかったら、最後まで読んでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

ふるさと納税の概要

多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育等様々な住民サービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税を行っています。
その結果、都会の自治体は税収を得ますが、自分が生まれ育った故郷の自治体には税収が入りません。

そこで、「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」(出典:「ふるさと納税研究会」報告書PDF)、そんな問題提起から始まり、数多くの議論や検討を経て生まれたのがふるさと納税制度です

出典:総務省HP(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/about/

 

基本的に住民税は、住民票をおいている地区に税収が入ります

地方出身でも大人になると東京に出ていってしまい、

住民票を東京に移す方はたくさんいると思います。

すると、その方の住民税は東京にはいることになります。

 

そうすると、地方の税収が減ってしまいますので、

その不公平感がなくすために、全国に納付できるような制度と言えます。

 

ふるさと納税は寄付金控除

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ふるさと納税は、納税と書いてありますが、寄付金に該当します。

所得税上は、所得控除の寄付金控除に該当します。

控除の計算式は、上記の図のとおりです。

例えば、30,000円ふるさと納税を行ったします。

その場合には、2,000円を引いた28,000円が寄付金控除として所得から控除できることになります。(なお、所得に応じて上限があります)

 

ふるさと納税の上限については、配偶者や扶養家族の人数に応じて控除の上限が決まってきます。

年収500万円であれば、以下のような感じです。

 

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上限金額を超えて、寄付金を行うことが可能ですが、所得から控除しきれませんので、節税のメリットは受けきれません。

 

控除金額の、上限については各社のホームページで簡易的に計算を行うことができます。

 

↓↓ふるさと納税ガイド

https://furu-sato.com/simulation

 

また、ふるさと納税のメリットは返礼品と呼ばれるものがもらえます。

最近では、泉佐野市の問題等があり、

返礼品は地場産のもので、還元率は30%となっています。

 

確かに、金額的なメリットは下がっているかもしれませんが、

ふるさと納税を行わずに単純に税金を払うよりは、

同じ支払うでも、ふるさと納税を行って返礼品をもらったほうがお得な気がしませんか?

 

私も毎年ふるさと納税は行ってます。

安いものは3,000円くらいからもあるみたいです。

僕は、ハンバーグだったり、トイレットペーパー、明太子などをもらいましたね。

食品系の返礼品は、すべて美味しいです。ハズレがない。

 

 

 

 

どうしたら適用できるのか?

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ふるさと納税は、1月から12月までに行った場合に、その年の課税所得から控除できます。したがって、毎年年末が期限!と思っていればいいと思います。

 

サラリーマンの人で、確定申告をする人はそんなにいないと思うので、

ワンストップ特例がいいと思います!

 ワンストップ特例は、ふるさと納付を行った後に所定の書類を送ると、ご自身の住民税から控除を行ってもらえます。(なお、1年間の上限は、5自治体まで)

*住民税を収めている感覚が薄いかもしれませんが、サラリーマンの方は、毎月給料から控除されて、会社が代理で納付しています。ふるさと納税すると毎月控除される住民税額が減ります。

 

なお、今年の締切日は不明ですが、だいたい1月10日くらいまでに申請書を送る必要があります。

だいたい、ワンストップ特例の申請書はふるさと納税を行った後にくる寄付金控除証明書に同封されているので、適用を考えている人は、年末付近にふるさと納税するのではなく、余裕をもってやるのがいいと思います。

 

あと、注意点として、ワンストップ特例の申請書を出した状態で、確定申告書を提出してしまうと、ワンストップ特例の効果がなくなり、また確定申告書で控除をする必要がありますので、注意してください。

ワンストップ特例は、確定申告書を絶対に出さない人!が使えるものと思ってください。

 

年末調整でも寄付金控除できる?

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勘のいい人は、そうだ、年末調整を会社で行ってもらってるからそのときに控除してもらえるっしょ!っておもった方。残念。

 

寄付金控除は年末調整の対象外ですので、できません。

 

サラリーマンの方は、前述のワンストップ特例を申し込んだほうがいいと思います。

 

私が使ったふるさと納税サイト

僕が使ったのは、楽天市場です。

なにを隠そう、私は楽天のダイヤモンド会員です。

そして、楽天カードは、ゴールドカードです。

 

ゴールドカードは、年会費はたったの2,200円(税抜)

しかも、ゴールドにすると楽天市場での購入額に対して、

楽天ポイントが5倍になります。

 

もちろん、ふるさと納税を行った額についても、ポイントは5倍になってます。

 

2020年5月現在では、新規入会で最大5,000ポイントがもらえるみたいです。(キャンペーンによっては、もっともらえるケースもあります)

 

楽天カードを使い始めたら、ポイントが貯まりすぎて少し贅沢ができます。

*主に妻がポイントを消費しますので、贅沢ができるのは、妻です。私は、ポイントを溜まったことを報告する重要な役割を担ってます。

 

なお、ゴールドカードの年会費という方は、通常の楽天カードでもおすすめです。

 

 

 まとめ

今回の要点をまとめると以下のかんじです。

  • 税金を払うくらいなら、ふるさと納税をして返礼品をもらった方がいいよね!
  • ふるさと納税を行うなら、楽天市場!

 

ふるさと納税は、さとふるなど色んなサイトでできますので、調べてみるといいですね!

また、返礼品は数に限りがありますので、年末だと売り切れになっている場合もありますので、今くらい(夏前)の時期に探すのもありだと思います!

(返礼品の到着もはやいと思います。年末に申し込むと3ヶ月先とかざらです。)

 

今回は以上です!

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

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