会計大好き、公認会計士のブログ

世の中に会計好きを増やしたい一心です。

AIの登場で経理職はなくなるのか?

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こんにちは!fishmanです。

今回は、よくある議論で、AIの登場によって無くなる仕事に常に入ってる仕事。

それは、『経理』のお仕事です。

 

 

そんな経理について本当になくなるの?ってことについて、実際に会計の仕事に携わっている僕が書いていきたいと思います。

よかったら、最後まで読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

AIによって、仕事は無くならない?

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結論は、仕事はなくならないと思います。

正直、経理の仕事が完全にゼロになるんであれば、他の業種の仕事も完全にゼロになると思います。(笑)

つまり、AIが人間と同じような脳みそをもって、すべて自立して動くってことですよね。

このさき、10~20年でどのようになるかわかりませんが、そんな未来が来れば、人間は働かなくていいですからね。

 

なので、完全にゼロにはならないと思います。

しかし、今の人員数が必要かと言われればそうではないと思います。

というより、今の人員数で労働時間が徐々に減っていくことが想定されます。

経理部は月初、月末、決算期でものすごく残業しているイメージがあります。

そうゆうものが、ゼロに近いものになると言えます。

 

最近では、コロナの影響でテレワークが定着しつつありますよね?

そうやって、働き方が刻々と変化しています。

その1つにAIを使った経理の仕事が変化すると言えます。

 

次は具体的に減る仕事、残る仕事について解説していきたいと思います。

 

 

 

 

減る仕事、残る仕事

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減る仕事

減る仕事についてですが、

経理でよくある仕事に記帳の入力があります。

結構このブログでも書いてますが、昔ながらのレシートを脇に置きながら1つ1つ入力している作業。

あとは、通帳入力を一個一個していく作業など。

(通帳残高が合わなくて差異要因を分析していって、結果として時間がかかると無駄作業)

昔紹介した、クラウド会計ですべて今解決できます。

 

fishman0306.hatenablog.com

レシートもスキャンすれば、記帳をしてくれますし、

通帳も銀行の残高を同期すれば、概ね記帳をしてくれます。

 

次に、紙資料の整理です。

 

昔までは、総勘定元帳を大量に印刷してファイリングすることや、レシートや請求書をひとつひとつファイリングするなどの保管作業が仕事としてありました。

しかし、現在では電子データでの保存もOKな世の中になっています。

(電子帳簿保存法というものがあります)

 

www.nta.go.jp

 

監査法人が行う会計監査についても、徐々に原本をチェックするという文化も変わってきていると聞いています。

 ここには書いていませんが、経費精算なども今システム化されていますよね?

年末調整などもシステムのみで対応可能です。

テレワークも同様ですが、紙の文化、押印文化というものが今まさに変化していると思います。

残る仕事

僕が思う残る仕事は、3つです。

 

新しい処理と書きましたが、会社のビジネスは刻々と変化しています。

会計処理には、新しい処理方法を考える作業があります。

AIについては、現時点では新しい処理を導くというこはできません。

過去にあった事象から類推して処理を上げることしかできません。

僕達人間は、クリエイティブな生き物です。

新しいことを想像できるのは現在では人間しかいないと思います。

 

コミュニケーションは絶対無くならないですよね。

経理部は、会社の中でも中心的な感じです。いわば司令塔的な感じです。

したがって、他部門からの相談は必ずあります。

経理部が無い会社は、どこに相談したらいいのでしょうか。

AIのチャットbotに相談するのでしょうか?

基本的に過去にあった事象をインプットして、その中から近いものを答えとして出すものなので、難しいものについては対応ができません。

 

社内の良き相談役としての仕事は無くならないと思います。

 

最後に意思決定です。

判断をAIに任せますか?。そんな人は会社経営しませんよね。

AIから導かれる情報は、参考にする程度で最終的な意思決定は人間が行います。

このことは、今後変わらないと思います。

経理上でも、税務上の判断や、会計処理の判断は常にあります。

その場合に、会計の知識や税務の知識をもって意思決定をしなければなりません。

 

これから経理で求められる人材

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経理部は、 社内の中でも一番システムやソフトウェアに敏感な人が必要な部署になると思います。

その上で、会計知識を深くもつ人材が必要と言えます。

したがって、今まで見たいに単純作業が得意な人材というものは不必要になると思います。

また、経理部はリモートでも対応可能な時代になってきています。

今後は複数の会社で勤務する人も増えてくるかもしれません。

 

そうゆう意味で、柔軟な発想ができて新しいことを生み出せるクリエイティブな人材が必要になると思います。

部署内のフローをデザインして最適化することができたりすると、良いですよね。

 

また、専門性もより深くなってくると思います。

毎年のように会計基準は改定されていますし、IFRSも変化しています。

また、細則主義から原則主義になってきているので、AIでは対応できない部分が増えてくると思います。

 

fishman0306.hatenablog.com

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

AIは驚異かどうかでいくと、そうではないと思います。

会計監査もAIを利用していくので、監査法人の人員も余ってくるのでしょうか。

そうしたら、企業内で働く会計士が増えていくのですかね。

 

今の経営環境は、本当に変化が激しいですよね。

ダーウィンの進化論ではないですが、変化に適応できる人だけが残っていくと思います。

 

新しいことにチャレンジしましょうね!

 

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