会計大好き、公認会計士のブログ

世の中に会計好きを増やしたい一心です。

Amazonって知らない人いないよね?

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こんにちは!fishmanです。

本日は、Amazonについてご紹介するよ!

 

え?

Amazonのことくらい知ってるよ!(怒)

って人いると思います、そんな人も読んでもらえると新しい発見があると思います。

参考図書はこれです↓↓

 

 

よかったら、最後まで読んでみてください。

 

 

 

アマゾンの主力ビジネスは?

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Amazonの主力ビジネスってなんだかしってますか?

つまり、利益を稼いでいるものですよ。。。。。

 

Amazon.comの運営による営業が一番儲けていると思いますか?

そう思っているあなた。

 

Amazonのことわかってないですね。

 

Amazonの財務諸表を確認してみよう。

 

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2019年 セグメント利益 出典:Amazon 財務諸表

セグメントは3つに分かれてます。

北米とインターナショナルは、主に小売関係を地域で分けてます。

そして、このAWSが一番稼いでます。

AWS=アマゾン ウェブ サービス 

です。

あまり、興味ない人はイメージしづらいかもしれないですが、

クラウドサービスを提供しております。

アマゾンは、小売業界でも規模は大きいですが、クラウドサーバーを貸すことで利益を得ています。

価格が、安価で拡張もしやすいので、多くの企業が利用しています。

このAWSは、アメリカのCIAが利用したことにより、いろんな企業が使いはじめたみたいです。

AWS事業で稼いだ利益を、小売にぶちこんでいるみたいです。すごいよね。

 

アマゾンの強みは?

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アマゾンの強みは、

①キャッシュ・フローが潤沢であること

②巨大な倉庫と配送網を持っていること

 

この2つを解説します。

キャッシュ・フローが潤沢であること

キャッシュ・コンバージェンス・サイクル(CCC)という言葉あります。

物を販売する際には、以下の流れになります。

 

①物を仕入る→②仕入代金を払う→③物が売れる→④代金が回収できる。

 

つまり、大抵はお金を先に払って、後からお金をもらいます。

 

つまり、CCCとは、仕入代金を払ってからお金を得るまでの時間です。

この期間が短ければ短いほど手元にお金が溢れます。

 

ちなみに、アマゾンのCCCは、マイナスです。

どうゆうことか。

アマゾンは、商品の仕入代金を払うよりも先にお金を手に入れる方法があります。

それが、アマゾンのマーケットプレイスという、アマゾンに事業者が物を販売できる仕組みです。(CCCがマイナスの全容は明かされていないみたいですが、そういう話が有名みたいです)

 

アマゾンマーケットプレイスのシステムとして、

販売された代金は、一旦全額Amazonに入ってきます。

そこから、Amazonが得る手数料を差し引いて、マーケットプレイスの事業主に30日後に返金します。

つまり、30日間は無利子で借りれた資金を運用することができると言えます。

利益が赤字でもキャッシュがあるので、潰れる可能性が低いんです。

支払のサイクルよりも入金のサイクルが先にあるので、強いです。

 

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AmazonのCF 出典:Amazon財務諸表

フリーキャッシュ・フロー(フリーCF)とは、簡単に言えば自由に使えるお金です。

営業利益と比較しても、自由に使えるお金がバカでかいです。

 

なお、それぞれのCFの言葉の意味を知りたい人は過去の記事を読もう!

 

 

 

fishman0306.hatenablog.com

 

*日本基準での解説ですが、意味合いは理解できるとおもいます。

 

巨大な倉庫と配送網を持っていること

こちらは簡単に説明します。

巨大な倉庫を持っているとどうなるのか。

スケールメリットといって、大量に物を仕入れることができます。 

大量に仕入を行った方が、一個あたりの単価が安く仕入れることができます。

Amazonは高度にIT化され、在庫の発注も自動で行われ無駄がありません。

 

配送網についてもAmazonは、かなり強化されています。

注文したその日に届くシステムって普通はできないですよね。

Amazonは、将来的にはドローンによる配達や自動運転を駆使した配達を完成させるみたいです。それに関する様々な特許もとっているみたいです。

配送網が更に強化されたら、無敵じゃないですか。。。。

 

現時点では、小売事業の利益率としては少ないですが、すべての投資が終わり完成系になったら、人件費がかからない無駄のない事業になり莫大な利益がでそうな予感。。。

 AmazonGOとかもいいよね。実店舗なのに万引ゼロだから、損失も少ない。。。

未来が楽しみ。

Amazonと楽天市場を比較してみよう!

 

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Amazonと楽天市場の違いって、利用者側からしたらわからないですよね?

えっ?どっちもお得じゃ~ん!って人もいるかも知れませんが、運営スタイルが違います。

次の観点から考えてみましょう。

・事業者

・配送網

・在庫

Amazon

・事業者

Amazon自身が、販売を行ってます(マーケットプレイスもありますが)

・配送網

Amazon自身が保有しています。

・在庫

 Amazon自身が、在庫を保有し、管理しています。

 

楽天市場

・事業者

楽天市場という箱の中に、各事業者がお店を出店するイメージ。

つまり、楽天は場所を単に貸しているだけ。

・配送網

楽天自体にはありません。楽天市場に出店しているお店自体によります。

・在庫

楽天は在庫も抱えません。出店しているお店が在庫の責任を持ちます。

 

最近のニュースで楽天の送料無料を楽天側で強制的にして問題になりましたね。

そりゃそうですよね。楽天自身で配送網を持っていないのに、送料無料にさせたら、出店しているお店の利益が下がりますからね。

また、楽天って商品の価格があまり安くない印象です(楽天ポイントでごまかしてますよね)

楽天は、各店舗の仕入れにかかっているので、Amazonみたいに大量に仕入れて値段を下げるということができません。

 

楽天のメリットは、楽天経済圏という言葉あるように、楽天市場以外にも様々なサービスがあり、楽天ポイントをいろんなとこで貯まりますよね。

最近では携帯電話にも参入して、、、、楽天市場を含めたトータルで勝負している印象です。

 

僕は、どっちも使いますけどねwww

(楽天はダイヤモンド会員です)

 

まとめ

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ほんと、最初に紹介した本を読むと思いますけど、

Amazonはやべぇ企業です。

(いい意味で)

生活インフラになるってだけで、無くならないものになりますよね。

Amazonプライム会員だけで、国とか作れそうです。

スマホとかもそうですけど、自分の生活を変えてくれる物やサービスを与えられる企業って本当たのしいよね。

Amazonはまだまだ、僕らを楽しませてくれそうな気がします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!!

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