会計大好き、公認会計士のブログ

世の中に会計好きを増やしたい一心です。

【ユニクロ】経営者になるためのノートを読んでみた

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こんにちは!fishmanです。

今回は、「経営者になるためのノート」を読んでみましたのでご紹介します。

 

僕、結構自己啓発の本とか好きなんですけど、この本は、普通の自己啓発本と違います。そんな点をご紹介できればと思います。

もちろん、小売業界の方だけでなく、全ビジネスマンが読むべき本かと思います。

自分のモチベーション管理や、仕事の仕方に悩んでる人必見です。

また、学生が読んでもいいと思います。仕事ってこうなんだって思えると思います。

 

 

経営者になるためのノートの概略

この本は、ユニクロを運営するファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井さんが書かれた本です。この本は実際にユニクロの幹部の研修とかでも使われているみたいです。(本の宣伝によるので、実際はどうなんでしょうかね)

コンセプトが、「自分で完成させていくノート」です。そう、欄外に線が入っていて、書き込めるノートみたいになっているのです。

僕の大好きな思想で、「本を汚してください」とまえがきには書いてあります。

会計士受験生時代、僕のテキストは表紙がなかったし、開きすぎてテキストは歪んでました。

経営者になるためのノートの良い点3つ

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順に紹介していきます。

ビジネスで必要なあらゆる内容が入っている

この本は、柳井さんの経験が詰まった本です。また、経営者になるための本と書いてありますが、別に経営者になる人じゃなくても読むべきです。文章中に経営者、経営と書いてる文字を、経営者→ビジネスマン、経営→仕事と置き換えるとすんなり読めます。

 

内容としては、目標管理、リーダーシップ、マネジメント、組織論色々入ってます。

この本で柳井さん自身も語っていますが、やはり学者が書いた本よりも実際に経営をして失敗したり成功したりした人の本を読む方が学びがあると言っています。

そのとおりで、一つ一つの説明でご自身の経験が理由付けされているのでわかりやすいです。

 

僕が読んでいて共感できた言葉あります。

第一章変革する力~経営者はイノベーターであれの第5項に書いてるのですが、

”質問をしないと現場の仕事は「作業」になる”

という言葉です。

 

監査法人時代の1年に思ったことですが、

監査現場をマネジメントしている人達は、「よく考えている」と思ってました。

クライアントへの質問もものすごく考えている。監査をしていて会社の数字が変動している要因についても、すごく良く考えている。

それに比べて僕は前任者の仕事をコピーしているだけでした。

だから、クライアントへもちゃんと答えが出せないし、訳がわからない質問をしてしまう。その時から”常に考えるクセ”をつけようと思いました。

 

どんな仕事でもそうですけど、仕事を人に振ったときに、質問してくる人の方が信頼できませんか?

「あっ、わかりました~」って軽く返事をして、後で猛烈に質問攻めにされて期限ギリギリになるより、仕事を振った直後に、仕事の内容を考えて理解して質問してくる人の方が信頼できますよね。

この本がゴールではなく、きっかけづくりの本

この本でしつこく出てくるんですが、

「現場が~」という言葉です。

そう、この本は知識のインプットよりも現場にでてみてアウトプットしてこい!という本です。考えるより実践してみろというやつです。

僕が学生時代に流行ったのが、意識高い系を馬鹿にする奴らのお笑いコント。

(俺の睡眠時間2時間だわーとか)

あれがいじられてたのって、言葉が先行しているからなんですよね。

口だけではなく、行動してこそなんですよ。背中で語るではないですが、行動こそが大事なんですよね。

自己啓発本でありがちなのは、読んだだけで自分ができた感じになるやつ。

この本は、そうでなくて自分の仕事への姿勢だったり、仕方だったり、考え方を変えてくれるきっかけをくれる本です。そして、”ノート”になっているので書き込んだり、見返したりすることができます。

書籍全体で177ページしかない

皆さんは、同じ本を何回読みますか?

多分1回しか読まないって方が多いと思います。でも、勉強してたときの教科書とかって何回も読んで頭にいれましたよね?(僕のような凡人はそうでした)

 

じゃあ、よくある自己啓発本やリーダーシップ論、組織論の本はどうだろうか。

まるで辞書ですよね。読み終わった時は、学んだーってよりは読んだーという達成感が強くなってしまう現象に陥ります。

 

この本のいいところは、177ページしかないこと。また、前述しましたが、ノート形式になっているので、余白がかなりあり1ページあたりの文章量もかなり少ないです。

 

つまり、繰り返し読みやすいです。

この本は、一周1時間くらいで読めます。繰り返し読むことで必要な箇所だけ読むようになると思うので、15分くらいでも学ぶことができます。

 

 

 

こうゆうビジネス書を読む時に気をつけること

僕が、こうゆうビジネス書を読む時に気をつけていることがあります。

成功者の方が書かれているので、内容としてはめちゃめちゃハードです。

つまり、自分にはできないと思ってしまうことがしばしばあります。

そうゆう時は、何か1つ真似してみよう!というモチベーションに切り替えます。

すべてを取り入れる必要はないと思います。

自分にためになることを少しづつ取り入れることが大事だと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。個人的には今まで読んだビジネス書籍の中ではダントツに短くまとまってる良書だと思います。興味がありましたらチェックしてみてください。

 

 

また、以前に映画にはなりますが、柳井さんが尊敬するレイ・クロックの映画についても記事を書いておりますので、興味がある方は見てみてください。↓↓

 

fishman0306.hatenablog.com

 

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