会計大好き、公認会計士のブログ

世の中に会計好きを増やしたい一心です。

【財務分析】安全性分析をしてみよう【第5回】

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こんにちは!fishmanです。

(たぶん)人気シリーズ。財務分析について解説していく連載もの。とうとう第5回。

なお、一切例題とかはないです(簿記の勉強ではないので、、、)

前置きは、長くなりそうなのでそれでは行ってみよう!!!

 

ちなみに、過去の記事は以下に貼っておきます。

(読んでない人はチェックしてみてね)

fishman0306.hatenablog.com

 

fishman0306.hatenablog.com

 

fishman0306.hatenablog.com

 

fishman0306.hatenablog.com

 

 

 

 

安全性分析とは

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安全性分析とは、簡単にいうと、会社の支払能力から倒産しないだろうか?という分析になります。主に貸借対照表の分析になります。

損益計算書上は、黒字を出している会社が、本当に安全なのか?などを分析する際には、わかりやすい指標になります。損益計算書を分析する人はたくさんいると思いますが、貸借対照表も是非チェックしてみてください。

 

紹介する比率

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紹介する比率は、以下になります。

・流動比率

・当座比率

・固定比率

・長期固定適合比率

・自己資本比率

 

上から順に紹介していきます!

 

流動比率

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流動比率は、短期の支払能力を見る指標です。流動負債は、1年以内に支払う必要がある負債のことです。したがって、その支払原資が一年以内に現金化する流動資産になります。この比率によって安全性がわかります。

みんな大好きオリエンタルランドの2019年12月末で計算をしたら、302%あります。

つまり、払うべき負債に対して3倍資産がありますからね。夢の国だけど、現実的な経営をされてますよね。コロナでどれくらい減るのかは分析しがいがありそうです。

 

当座比率

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当座比率は、流動比率はより現金化しやすいものと比較することによって、支払能力を

より精緻に分析するため計算する指標になります。

オリエンタルランドの2019年12月末で計算をしたら、284あります。

流動比率とあまり変わらないので、流動資産はほぼ現金預金ということです。お金をください。

 

 

 

固定比率

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固定資産は、長期に使用することでお金が発生します。したがって、お金を回収するのは長期化するため、自己資本以上に投資をしている場合には注意が必要です。比率が、100%を超えている場合は、次の長期固定適合比率にて分析を行います。

なお、図上では純資産と書いてありますが、自己資本とイコールではありません。特に連結会計を適用している会社では非支配株主持分などがあります。そのような場合には、純資産から控除するケースが考えられます。

ただ、このブログは会計好きを増やしたいだけで、簿記の授業ではないため、ぶっちゃけ純資産で計算しても大きく問題ないと思います。比率分析で大事なのは会社の状況を大きく掴むことです。なので、純資産って書きました。(この後も純資産で計算してます)

 

長期固定適合比率

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さきほども書きましたが、長期に使用することでお金が発生します。したがって、お金を回収するのは長期化します。この長期固定適合比率は、過大投資をしているかどうかを検討するために分析する指標です。

例えば、飲食業では店舗を新規出店することで売上高も増えていきます。自己資金が貯まるのを待ってからでは、いつまで立っても会社としては大きく成長しません。そこで、新規出店をする際に借入を行うケースがあります。この新規出店の借入金の一年間の返済金額を新規出店した会社が生み出せれば特に問題はないと言えます。

ここでは、固定資産に対して借入を行った固定負債と純資産を合算したものと比較して、分析を行います。大事なのは、100%を超えないかどうかです。100%を超えていると、流動負債まで食い込んでいて過大な投資になっていると言えます。

 

固定資産は、長期的に使用することで、長期的にお金が発生するので、それに対応する資金源は、返済不要の自己資本と返済期限が1年超の固定負債の借入を超えないことが重要なのです。

 

自己資本比率

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総資本とは、会社のすべてで使える資本のことです。複式簿記は借方又は貸方の合計が総資本となります。ここまで来たら勘のいい人ならわかると思います。自己資本は返済不要な資本の割合を表す指標です。したがって、高ければ高いほど安全です

そりゃあ返済不要ですからね。安全ですよね。

ちなみに、返済が不要なだけで株主への還元は必要なのでご注意を!笑

還元とは、つまり配当など株主へ利益を分け与えることです。

 

借金はしないほうがいいのか?

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必要だ!って思いっきり書いてしまい、かなり語弊がありますね。笑

さきほども少し述べましたが、会社の経営にはいろいろなステージがあります。

必ずしも借入金が駄目というわけでは無いです。株主を集めて、追加の出資をしてもらうことは非常に時間がかかるので、銀行の融資のほうが早いケースもあります。

市場の状況を考えた時に今、店舗数を増やすべきだ!という場合があると思います。

借入金が多くなっている理由が適切な場合には、特段問題ないと思います。

大事なのは、どうしてそうなっているのかを考えることです。是非、財務諸表や社内の資料をみるときには、なぜこうなった?という視点を持ってみてくださいね。

 

まとめ

今回は、安全性分析について解説していきました。

現在は、コロナで本当にたくさんの企業が大変になっていると思います。

指標分析をうまく使って、改善方法などを分析してみたいものです。

 

ついに、読者数が200人を超えました!本当にありがとうございます。

読者数が200人を超えるのは、1年後かと思ってました。。。。

ありがたやありがたや。次の投稿で50本目になりますので、感想など書いてみたいと

思います。

 

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