皆さんこんにち!fishmanです。
さて、今回は公認会計士論文式合格後に待っている一大イベント、修了考査について振り返ってみたいと思います!自分がどのような勉強をしたのか、振り返ってみたいと思います。それではどうぞ!
修了考査とは
まず、公認会計士に登録するには2つの要件があります。
①実務経験 2年以上の経験(試験合格前でもいいみたいです)
②実務補習の終了
①に関しては、業務補助(監査業務)or実務従事(公認会計士法第2条に規定される業務)を2年経験すれば問題ないです。なお、実務従事で一般事業会社で経理や開示業務に従事する場合には、資本金5億円以上の法人である必要があるみたいです。
監査法人に入ることが無難ですね。
②は、実務補修所というところに、3年間通います。1年目とかは合宿とかがあって楽しいところです。あとは、eラーニングや定期考査(=定期試験のことです)などがあり、単位を獲得していきます。そして、最後に待っているが修了考査という卒業試験です。俗に、3次試験とも呼ばれています。
修了考査の試験内容
試験は5科目で行われます。
①会計に関する理論及び実務(300点)
②監査に関する理論及び実務(300点)
③税に関する理論及び実務(300点)
④経営に関する理論及び実務(コンピューターに関する理論を含む)(200点)
⑤公認会計士の業務に関する法規及び倫理基準(100点)
試験日は、12月に2日間かけて実施されます。
合格率はどんなもんなのか?
僕が受けていた時代は、合格率70%と呼ばれていましたが、直近では56%程度まで落ちています。一説には、公認会計士の二次試験が軟化しており修了考査を受験する人たちのレベルが落ちまくっていて合格率を下げたのではとの憶測もあります。
(本当かどうかわかりませんが)
勉強方法はどうしていたのか?
僕は大原のWEB通信の修了考査の対策パックを春頃に申し込みました。
ただ、監査法人で働きながら、すべての授業は受けれないので以下の2点に絞って授業を聞きました。
①租税実務の論文式受験時代には学習しない項目の範囲の授業
②会計実務の論文式受験時代から会計基準が変更になった範囲の授業
普通に、1講義、3hくらいあったので、すべて1.5倍速で聞きましたね。
あとは、答練があるので会計実務、租税実務と経営実務についてはゴリゴリ回しました。最後に、公認会計士の職業倫理の勉強法ですが、これは倫理規則を丸暗記するしかいないです。セーフガード覚えたりするしかないですね。
え、監査論?ノー勉強です。答練すら解かなかったです。笑
ちなみに、試験勉強の休みは直前の5日間(土日いれると7日間)だけ取りました。
実際の試験の感じはどうだったのか?
実際の試験は、論文式の延長みたいな感じでしたね。普通に難しい。でも相対試験なので、周りの受験生よりもできればいいかなと思って解いてました。
会計実務や租税実務などの計算は、仕事をしていると確実に遅くなってるので、勉強していてよかったなーと思います。
(実務で電卓叩いていると冷ややかな目で見られ、計算などはすべてパソコンまかせ)
で、ノー勉強で挑んだ監査論はどうだったのか?
多分、一番勉強していないけど、一番できましたね。笑
何故か?
それは、監査法人で働いていたからだと思います。
常に監査基準は読んでいたので、直前で勉強しなくても普通に答案書けましたね。
逆に一般事業会社に就職された方は、難しかったのかなと思います。論文式の時は、監査論嫌いでしたけど、働いてみると意外と監査論は得意になってましたね。
試験が終わった瞬間に落ちてはいないだろうなーと思ってました。
順位とかはで発表されないですけど、一発で受かったのでよかったです。
専門学校の授業はとるべきか?
僕は、間違いなく取るべきだと思います。
時間がない中、勉強するには専門学校の答練が非常に効率的でした。
直前の7日間で毎日8時間勉強すれば、受かる試験です。
というか、修了考査は落とす試験ではないと思うで勉強すれば確実に受かると思います。また、会計士受験時代に通っていた予備校で申し込めば割引料金でいけるとこがほとんどだと思いますので、是非検討してみてください。
最後に
会計士2次試験(論文式)を合格してからも勉強が続く会計士試験。
地味に面倒くさいのが補修所の定期考査と課題提出。必要な点数が取れないと追試でお金がかかります。僕は考査を受けるたびに、追試引当金を積み立ててました。。。。
結構追試受けたなー。
こんな感じです。
少しでも公認会計士に興味を持っていただけるとうれしいですね!
今回も最後まで読んでくださってありがとうございます!
はてなブロガーの方は読者登録とスター評価お願いします!
Twitterご利用の方は、フォローといいね!よろしくお願いいたします!
最近PV数も増えてきて俄然やる気が上がっている私なのでした。
ありがとうございやしたー