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【専門学校をどうするか】公認会計士受験生時代を振り返る

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どうもこんにちは!fishmanです。

今回は、僕の公認会計士時代、専門学校に通っていた頃のお話を紹介させて頂きます。これから、受験を考えている方、専門学校に通っている方、参考になればうれしいです。

 

 

専門学校を選ぶ

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専門学校選びは悩む

専門学校は、何種類かあると思います。大原、TAC、クレアール、LEC、CPAなどなど、あると思います。ただ、僕が最終的に迷ったのは大原かTACでした。僕の周りの人たちがこの2校を選んでいたからです。あと、この2校は受講生数も多いため、日頃の答練(=少テスト)などでの結果も、受験生の中での自分の位置が、反映されやすいかと思ったのも理由です。ちなみに僕は大原を選択しました。2校の特徴と大原を選んだ理由を紹介したいと思います。

 

TAC

TACは大原と並んで、公認会計士受験界では有名かと思います。公認会計士以外にも非常に士業の資格コースもたくさんありますよね。ちなみに、株式会社ですので、株主優待があったりします。(受講10%割引券だそうです)

特徴は以下になります。

●メリット

・講師陣が公認会計士試験合格者であるということ

・テキストの内容が細かい(完全な私見です)

・学習範囲が、大原よりも広いと思う。(完全な私見)

・答練の回数が多い(完全な私見です)

 

●デメリット

・値段が大原より若干高い

 

大原

大原は、「学校法人 大原学園」が運営している専門学校になります。したがって、TACとの比較で言えば、会社ではなく、学校法人であるという点。この学校法人であるメリットがあります。これも特徴の中にまとめます。

 

●メリット

・学生証が発行できる(学割の定期が発行できます)

・TACよりも値段が安い

・あまり細かい論点を触れる機会がない

・ポケットコンパス(論文対策用のハンドブック)や肢別問題集がわかりやすかった

 

●デメリット

・講師陣がすべて試験合格者ではない点

・量より、質というイメージでTAC生よりも問題集の量とかは少ないイメージ

 

大原を選んだ理由

まずは、苦学生であったので、コストで選びました。学生証を発行できるのが本当に大きいと思います。大学生の受験生の方であればさほどメリットは感じられないと思いますが、社会人の方は学割で定期券作れますからね。学生料金でカラオケもいけますよ。(勉強しているんで行かないと思いますが)

あとは、学習範囲が広すぎないのがいいかと思います。試験勉強なんで、細かいところまでカバーできれば安心かと思いますが、僕の脳みそのスペック的にそんなに入らないと思ったので大原で良かったです。

僕の友人で、大原いって、TACいって、結果最後はTACで受かったって人いますけど、人それぞれかと思いますが、大原とTACであればどちらでも受かると思います。

講師が試験合格者とTACは押してますけど、大原の先生も素晴らしいので、そこは特に不安はなかったですね。あとは、信じてテキストをボロボロになるまで読み込むことかと思います。

 

大原で選んだコースについて

1年目:1年本コース

これは、僕今だから言いますけど、辞めとけばよかったと思います。僕の周りに何人かこのコースを受講している人がいましたけど、受かってる人はいなかったですね。笑

授業の進むペースが早い。土日は一日中答練を受けてましたね。復習する時間がなかったですね。今までの人生の中で後悔してることってほとんどないんですけど、この選択だけは悔やんでます。笑

僕のおすすめは、1.5年コースか2年コースです。1発合格している人たちが多いです。

 

2年目、3年目:上級本コース

2年目以降の人たちが受けるコースです。1年目はほとんど知識が入ってなかったですからテキストをまじまじと見たのもここが初めてです。勉強ってなんでもそうですけど基本的なことわかってないのに、応用や難しい論点がわかるはずないんですよね。

 

どれくらい勉強していたのか

ひたすら勉強してました。ただ、最初の2年間は、バイトもしていたのでそこまで勉強時間はとれなかったですね。

今年で最後だ!っておもってバイト辞めて勉強に専念したときは朝8:00くらいに大原にいって、夜に蛍の光(終了の音楽)がかかるのを聞いて帰ってました。誰よりも早く自習室にきて、誰よりも遅く帰れば、受かるっしょという謎の精神でがんばってました。

 

 

 

 

大原時代の答練の成績について

大原って、ステップ答練ってやつが毎週のようにあるんですよ。しかもこの結果が順位ついて張り出されるんですよね。やはり合格してく人たちはここに名前が載っている人たちがほとんどですからね。ここに名前が乗るが一つの合格の目安なのかと言われてます。で、僕はどうだったのかというと。

全勉強期間を通じて掲載は、2回くらい!!!!です。笑

合格祝賀会のあるあるですが、「あなたが●●さんですかー!よく答練載ってましたもんね!」とかって言われますけど、僕の場合はほぼマーク外だったので、そんな会話にならず。合格した年の論文式の直前模試で、租税法が偏差値40とるような男ですから。

 

合格するために思っていたこと

「答練の結果で名前に載った=会計士受験で合格したことではない」

つまり、答練ってあくまで練習なんですよ。何回のったから合格の権利があるわけじゃないんですよね。

答練で名前乗らないことは、逆にチャンスだとおもってました。たまたま、答練でできてしまって、まったく復習せずに本番で忘れてしまって解けなかったら、アウトですからね。なので、僕は答練を何回も何回もとき直して論点を網羅的に頭に入れてました。

あと、もう一つ大事な思考があります。

「本番で答練やテキストで一回も見たことないような問題が出たときは合否に影響ない」

合格するためには、自分が持っている武器で戦うかなんだと思います。僕らが持てる武器は日頃のテキストと答練なんですよ。本番は見たこと無い問題がでたら、呪文のように唱えて深入りしないようにしてました。(誰もできない!って)でも、見たことあるような問題は自身をもって解きに行きました。僕が受かったと思っている理由は、大原のテキストと答練のみに絞って信じてやりましたことです。他の予備校とかのテキストは一切見ませんでした(模試とかは受けてましたけど)やるべき範囲を広げずに徹底的にやり込むことは合格の近道だと思います。

 

まとめ

僕の会計士受験生時代をまとめると次になります。

・専門学校は大原に通いました

・勉強時間は、朝から晩まで

・答練の順位で名前が載ったことはほぼない。(順位掲載は、合格とは関係ない)

・答練とテキストの復習はとにかくやった

・他の専門学校のテキストは一度も見たことないです

 

合格したときの点数とかもそのうち開示しようかなーと思います。

ここまで読んでくれてありがとうございます!

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参考書籍↓

公認会計士試験 短答式試験 過去問題集 2020年度

 公認会計士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本 [第2版]