こんにちは、fishmanです!
今回は、会計事務所でも働いていたこともあり、注目のクラウド会計を3つ比較してみたいと思います!現在確定申告時期(2019年度分は、コロナの影響で4月16日まで申告時期が延長されております)
今回の記事は特に、個人で確定申告をする必要がある方に見てもらいです。その中でもフリーランスなどで活動していて、事業所得の申告が必要な方注目です。
皆さん、こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
①クラウド、クラウドって言ってますけど、既存の会計ソフトと何が違うの?
②有名なクラウド会計ソフトがありますが、どれがおすすめなの?
上記のような疑問にお答えできるように、今回記事を書きたいと思います!
①クラウド、クラウドって言ってますけど、既存の会計ソフトと何が違うの?
クラウド会計とは、インターネット環境があれば、どこでも会計処理ができるシステムであります。特徴としてはIDとパスワード一つで利用可能であり、めんどうな会計ソフトをパソコンにインストールする必要もありません!(その分のストレージも使わなくていい)
ここで、クラウド版会計ソフトと従来型のインストール型会計ソフトの特徴をまとめたいと思います。
・クラウド版会計ソフトのメリット、デメリット
◯メリット
・WEB上でアカウント入力すれば利用できるので、特定のデバイスは選ばない。特にスマートフォンでの利用ができる場合も多い。
・アップデートの更新等はクラウド上自動で行われる、追加での費用はかからないケースが多い。
・パソコン自体のストレージを使わない
・銀行データなどの他のシステムからのデータ取り込みが容易
・複数人で簡単に共有できる
◯デメリット
・クラウドサービスを運営しているサーバー障害で利用できなくなるケースがある。
・インターネット通信環境が必要
・費用が年払か月額かで継続的に発生する
・インストール型会計ソフトのメリット、デメリット
◯メリット
・インストール時のみ購入費用が発生するため、継続的には発生しない。
・インターネットの通信環境がいらない。
◯デメリット
・インストールする必要があるため、使用できるデバイスが限定される。
・パソコンのストレージを利用する。
・アップデートの更新等はデータを追加でパソコンにインストールが必要。
・追加プログラムの更新時に費用が発生する。(例えば新しい消費税対応など)
・銀行データなどのデータ取り込みが容易にできない。
・複数人の共有がしづらい。
→クラウド型のほうがメリットたくさんありますよ!絶対、これからの時代はクラウド会計が主流となります。個人の確定申告も電子申告が推奨されておりますので、電子申告との相性も抜群です。
②有名なクラウド会計ソフトがありますが、どれがおすすめなの?
有名なクラウドソフトは、3つあります。
料金は、機能最低限のもので比較してみました。以下が比較表になります。
それでは、上記の表を元に解説したいと思います。
こちらのサービスは、2019年12月17日にマザーズに上場したfreee株式会社がサービス提供を行っています。会社が掲げるミッション【スモールビジネスを世界の主役に】の通り、個人向け、小規模企業、中小企業向けの会計ソフトといえます。(上場企業も使っているとこもあるみたいです。)
【特色】
・会計データの入力が【取引】という単位で行われ、取引データを発生と決済というステータスで管理する。この取引データから仕訳データが生成されるので、入力の仕方が既存の会計ソフトに慣れ親しんだかたからすると少しなれない部分があると思います。
・請求書の発行が簡単にできます。しかも請求書を発行だけで、同時に売上の仕訳を計上することができ、かつ売上債権の管理もシステム上で行うことができます。今までエクセルで管理していた方には朗報ですよね。
・データベースがすべて同じなので、データ間の繋がりがあります。
・確定申告もfreeeから行うことができます。(僕も実際使いました)3つのソフトの中で一番わかり易いと思いますのでおすすめです。
・給与関係については人事労務フリーというシステムを別で契約する必要があります。
→まずは無料登録できますので以下のリンクから入って確認してみて下さい!
会計 freee(無料で始めるから登録ができます!スマホで見られている方はアプリをインストールからお願いします。)
こちらのサービス2017年9月にマザーズに上場した株式会社マネーフォワードが運営しております。特に人気なのが、個人向け資産管理・家計管理ツール「マネーフォワードME」が有名で、クラウド会計に算入したときも大きな話題となりました。
【特色】
・会計ソフトに入力をして、サブシステムとして請求書発行、給与計算、経費精算などをデータを仕訳に変換して連携するシステム。故に、データベースはシステムごとに保有されている。
・使ってみての感想は、従来の会計システムに慣れ親しんだ人にはわかりやすいと思います。弥生会計(インストール型)などを長く使っていた人がすんなり移行している印象です(完全な私の私見ですので、異論は認めます。笑)
・機能的には、freeeと変わりませんが、値段が少し高い分給与計算ができます。個人事業主で雇用者がいらっしゃる方はマネーフォワードいいかもしれませんね!
→まずは無料登録できますので以下のリンクから入って確認してみて下さい!
マネーフォワードクラウド(ページ中頃の一ヶ月無料で始めるから無料登録できます!)
*2020年3月現在の情報で作成しております。現在キャンペーン中で、月額利用用がお安くなってるみたいです!2020年4月30日までみたいです。
こちらのサービスは、パッケージ型会計ソフトで高いシェアを誇っている弥生株式会社がサービス提供をしております。このブログを見ている方でも使ったことあるって人も多いかもしれません。そういった意味でも追加の説明は不要ですね。笑
【特色】
・他の2つのサービスと比較するとやや機能が少ないので、フリーランスの方で大きく仕事をしていきたい!と思っているかたからすると物足りないと思います。
・クラウドとしての会計システムとしてはまだまだという印象ですが、弥生会計に慣れ親しんだ方にはおすすめです。
・個人的には請求書発行ができないのが少し不満な点ですが、機能は最低限でいい方はコストメリットはありますので、利用してみてもいいかもしれませんね!
→まずは無料登録できますので以下のリンクから入って確認してみて下さい!
やよいの青色申告オンライン(1年間無料でお試し!から登録してみて下さい)
* 2020年3月現在の情報で当該ブログは作成しておりますが、弥生は一年目は、8,000円→0円になるみたいですね。半端ない。これからクラウド会計を始めようというかたには、ハードルが低くなりますね!
まとめ
3つのシステムを比べて来ましたが、無料で使ってみて、合わなければ登録を解除して別のものを使えばいいと思います。言葉で説明するのは結構難しいのでまずは触ってみてという感じでしょうか。僕の個人的なおすすめは会計 freeeですかね!理由は、確定申告書の作成が本当に簡単でした。一年分の会計データの作成から確定申告書の作成は1.5日くらいでできました。確定申告書は1時間あればできます。
これを気にみんなでクラウド会計にデビューしよう!
それでは次のブログでお会いしましょう!